メイクドゥの進化

メイクドゥの進化

日本での販売こそ最近ですが、メイクドゥは数年前に登場してからユーザーの声を活かして細かな改良が進んでいます。僕の持っている物だけでも上の3つのバージョンが存在していました。
写真の左から右へ進化しています。

最初に手に入れたもの

これは2年前のクリスマスに、サンタさんが届けてくれたメイクドゥの部品(ストッパー)です。
現在のバージョンと異なり左右のツマミ部分が固く、プレゼントされた息子(当時4才)は、取り外すことができませんでした。また、ツマミを左右に結ぶ細いブリッジ部分が、大きな力を加えて摘むと曲がってしまい、ツマミが元に戻らなくなる事もしばしばでした。

ver2

これは、その半年後くらいに購入した時の同じ部品(ストッパー)です。ご覧の通り、ツマミの両端が膨らんで指が痛くならずにシッカリ摘める様になっています。また、強く摘んだ場合にツマミの形が復元する様に、真ん中にブリッジの形崩れを防ぐ突起が加わっています。
この頃、メイクドゥは世界の先行ユーザを対象にアンケートを取り、改善要求を直接ユーザーから聞いています。英語で、しかも相当量の質問項目で四苦八苦しながら回答したのを覚えています。

現在のバージョン

そして、これが現在のバージョンです。
コネクターが外れなくなった時に直接ストッパーを解除できる様、ブリッジの真ん中に爪を引っかける為の突起が追加されてます。この突起を摘むとストッパーが外れる仕組みが、追加されています。

今回は、メイクドゥの部品の1つ「ストッパー」を取り上げてみましたが、その他の部品も使い易く進化し続けてます。異なるバージョンが沢山あると、心配になるのがその互換性。僕は現在3つのバージョンを新旧関係なくごちゃ混ぜで活用しているので、バージョン間の互換性は完全に保たれています。これなら、今後より使い易いバージョンが登場しても、手元のメイクドゥを使い続けることが出来るので、無駄にならずに安心です。

現在のバージョンは、最初の頃のモノと較べると雲泥の差がある程使い易くなっています。でも、もし使い難かったり改善して欲しい点があったら、ぜひ私たちにお伝えください。
メイクドゥの開発元に相談し、より使い易く楽しめるメイクドゥへと進化する力として活用させていただきます。

  • horirium

    これは、すばらしい。改善とその思考の過程がよく分かります。こういう地道な改善がされるということが信頼性に繋がっていくわけですね。

    • ありがとうございます。
      hoririumさんのブログでのご指摘から、思いついて書いてみました。

      僕の持っているものだけで3バージョンありますから、ほぼ毎年の様に改良が進んでいる計算になります。どんどん複雑化してしまいそうなところを、シンプルな使い易さとせめぎ合いながら進化している過程は、プロダクトデザインをされる方々にも興味深いものと思われます。

      またお気づきの点ありましたら、ぜひご指摘ください。
      よろしくお願いします。