makedoで鯛を作ってみた!

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松山でのmakedoを使ったワークショップの見本というか、松山の海の生き物のシンボルとして「まだい」を作ってみました。

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最近の僕の作りものの流行は動くもの。
なので、この鯛には内部にmakedoの165pcの空の紙管を繋げた骨があって、そのまわりに段ボールの皮膚を作って、その皮膚に水滴の形をしたウロコをお尻の方から重なりがズレる様にmakedoで留めてあります。makedoがピン(点)で留める仕組みなのを活かしたキネティックな構造ですね。

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だからこの鯛、床に置くと死んだ様にペタッとするし、手で持つ時は本物のサカナの様に抱えないと、グランと重い頭の方からスリ抜ける様に落っこちてしまいます。サカナの構造と同じ仕組みで作ると、同じ振る舞いをするのでした。

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ちなみにウロコも異なる2種類の大きさのウロコを用意。面積の狭い細い尾の部分には小さなサイズのものを使っています。このカラフルな段ボールは、近くのコストコからいただいたもの。色別に切り分けてから配色を考えてmakedoで留めています。makedoなら色変えも楽ですしね。
このウロコたちは、一度切り出した後にワザと何度も折曲げて、魚の描く曲線にマッチさせる様にしてみています。ここが一番パワーを消費するところだったのですが…実際に柔からかい感じになっているかどうかは分かり難いですが、多分なってます。

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それと図鑑や釣り人の写真で多く見る鯛の写真のイメージと異なり、この鯛は尾びれや背びれが大き過ぎるくらいに開いていますが、これ実はyoutubeで実際に海中にいる鯛が泳いでいる姿を散々見て決めた大きさなんです。水の上ではシュンと小さくなっているヒレは、海の中では大きく広げられて活発に動かされているのでした。※と言っても誇張し過ぎ!な感じです。。。
こんな事も「作る」うちに学べるのが工作の面白さですね。そう言いながら…目はね、遊びました。
作るって、面白いですね!

詳細はコチラでご覧いただけます。> 段ボールで、真鯛を作ってみた。(make道場)