makedoで、段ボールの観覧車を作ったよ!

9月8日(日)まで三越伊勢丹銀座店&日本橋店で開催中の「遊ぶ、創る、学ぶ ”秋のいろどりARTワークショップ”」で、僕(田中さとし)が行う銀座店での工作ワークショップの会場に設置された、段ボールとmakedoで作った観覧車です。

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ホイールの直径が約1.6mで、高さは約2mあります。
土台は、置き場所が百貨店ということで「もしも」の事が無い様に木製になりました。それ以外はすべて段ボールでできていて、部材の組み立てはすべてmakedoで行っています。だから会場への搬入も手持ちで、すべて現場で組み立てています。

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僕の中ではこの観覧車は、どれだけmakedoと段ボールが子供達の酷使に耐えられるか?を見定める実験台です。子供達の手の触れる部分には段ボールの断面が出ない様にするなどの工夫もしましたが、それもガンガン回して楽しんでもらうためのもの。
実際、平日も含めて5日間の使用でmakedoのコネクター(ボタンみたいな青いパーツ)が失われていたのが2カ所。それに5日目の日曜日にゴンドラが1つ脱落して回せなくなりました。もちろん数分で修理して、ふたたび子供達の遊び道具に戻りました。

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実はこうした回転する大きめの遊具は、公園や児童館からは撤去されたり使用が禁止される傾向があり、子供達がこうして回して楽しんでいる姿を見るのは久しぶり。回転する部分と回転しない部分の間に手を挟んでケガをする子供がいたから、こうした事態になっているのですが、柔らかい段ボールとmakedoの組み合わせで作られた遊具は、そうした重くて固い遊具とは異なり、ケガをする可能性も低いように思います。教えられる「危ない」より、自分が経験する「危ない」の方が、学びの深度が深そうですからね。ちょっと段ボール製の遊具を考えてみたいな〜と思った次第です。
※もちろん会場では、観覧車の近くでスタッフが常に見守っています。

来週9月8日(日)まで、壊れない限り会場で回っていますので、興味ある方はぜひ見に&回しに来て下さい。
※9/7・9/8の両日、銀座店9階の会場に僕もいますので、もし来られた方はお声掛けいただけると嬉しいです。

この観覧車の詳細は、make道場のホームページでご覧下さい。